日商エレクトロニクスとAI搭載の防犯カメラで実績を持つアースアイズとは、大阪の「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」において新型コロナウィルス感染予防対策として、AI搭載「ソーシャルディスタンスカメラ™」の運用を開始すると発表した。
今回の取り組みにより、ソーシャルディスタンスカメラ™の導入により「ハルカス300(展望台)」内の混雑状況が可視化されるという。
60階の展望台に3台、16階エレベーターホールに2台のソーシャルディスタンスカメラ™連動のIPカメラを設置し、その場にいる人の数をサーバーで処理して表示。
滞留人数に応じた表示をリアルタイムで掲載されるため、来館者は事前にあべのハルカスのホームページTOP画面から混雑状況を確認できるという。また蓄積情報から曜日や時間帯の混雑予測を施設側へ提供するとのことだ。
緊急事態宣言解除後に営業を再開した施設からたくさんのソーシャルディスタンスカメラについての問い合わせがあったという。
当初は、混雑する場所の確認・回避のために開発されたソーシャルディスタンスカメラ™であったが、「安心・安全」に来訪を促すために活用するに至ったとのことだ。