総合インターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKOは、アフィリエイト広告の統合管理プラットフォーム「TRUEアフィリエイトbyGMO(以下、TRUEアフィリエイト)」を、7月21日より提供開始することを発表した。
TRUEアフィリエイトは、アフィリエイト広告サービス「GMO MARSアフィリエイト」と、AIを活用したアフィリエイト広告向けのブランドセーフティサービス「GMO MARSアドベリフィケーション」を統合したプラットフォーム。
なお、GMO NIKKOは、TRUEアフィリエイトに搭載のブランドセーフティ機能について、6月19日にビジネスモデル特許を取得したと発表している。
同社は、アフィリエイト広告配信サービス(ASPサービス)を利用する広告主が、よりブランドセーフティサービスを利用しやすいよう、2つのサービスを統合したとのことだ。
TRUEアフィリエイトは、サービス統合した2サービスが有する機能をそのまま受け継ぎ、アフィリエイト広告の成果計測を行いながら、AIによる自動解析で不適切な媒体への掲載をなくし、ブランド毀損を防ぐことができる。
サービス名称は、広告主に「真(TRUE)」のソリューションを提供するという想いからつけられたという。
同サービスでは、GMO MARSアフィリエイトのアフィリエイト広告を一元管理するワンタグシステム、GMO MARSアドベリフィケーションのブランドセーフティを実現するアドベリフィケーションの機能の他、今回新たに「アフィリエイト運用自動化ツール」が導入された。
現状、広告主には、出稿広告のサービス内容やポイント、媒体訪問ユーザーにおけるサービスメリットなどを媒体に伝達する点や、掲載位置の定期的なチェックとフォロー・調整などの対応が必要になるが、これらは多く労力がかかるという。
さらに、掲載位置の把握や調整が遅れた場合、広告主にとっての機会損失となってしまうこともあるとのことだ。
そこで、同サービスの新機能である運用自動化ツールを使うことで、掲載位置変更時に、瞬時に自動で対応者へ通知。労力を削減できるだけでなく、対応スピードUPとなり広告主にとっての機会損失防止にもつながるとしている。
同社は、今後も企業のデジタルマーケティング活動の発展に貢献し、アフィリエイト広告市場の健全化をリードしていくとのことだ。