freeeは、日本マイクロソフトが提供するMicrosoft Power Appsを活用した取引先や請求書、入出金ステータスの連携が可能なアプリケーションサービスをスモールビジネス向けに提供開始することを発表した。
また、freeeは、かねてより推進しているオープンプラットフォーム戦略の1つとしてMicrosoft Power Platform上に、クラウド会計ソフトfreee(以下、会計freee)との連携を可能とするために、Public APIと接続可能なカスタムコネクタを開発したとのことだ。
これにより、マイクロソフトの製品を利用している事業所は、データの一元管理と会計freeeへの情報連携が容易になるだけでなく、freeeのサービスと300を超えるビジネスアプリの連携が、日本マイクロソフトの提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で可能となる。
Microsoft Power Appsは、日本マイクロソフトがビジネスユーザー向けに提供している業務アプリケーションプラットフォーム「Microsoft Power Platform」の中に含まれるローコードのアプリケーション開発ツール。
コーディングが不要でPower Appsを使用して作成したアプリケーションは社内外のクラウドサービスとの連携が可能であるという。
今回の取り組みにより、日本マイクロソフトのパートナーエコシステムやOffice 365ユーザーを通じて、会計freeeを初めとするクラウドサービスを普及させ、国内のスモールビジネスの生産性向上を目指すとのことだ。
同社は、今後、日本マイクロソフトが提供する生産性向上クラウドサービス「Microsoft 365」におけるチームコラボレーションのハブである「Microsoft Teams」や「Office 365」との連携も予定。
コロナ禍で普及したテレワークの利便性向上にも寄与していくとしている。