DMM.comは、秋葉原に構えるモノづくり施設を中心とした事業課題解決型プラットフォーム「DMM.make AKIBA」がコンソーシアム型インキュベーションプログラム「東大IPC 1stRound」を通じ起業支援を開始すると発表した。

東大IPC 1stRoundは、東京大学協創プラットフォーム開発が運営する、起業前やシードラウンドの現役学生、卒業生などの東京大学関係のスタートアップに対し、事業化資金とハンズオン支援を6カ月間提供する起業支援プログラム。

DMM.make AKIBAは、2014年11月に開設したハードウェア開発用に約5億円を投じた機材と、技術やビジネス面でサポートするスタッフ、24時間利用可能なコワーキングスペースを備えた、新たなモノづくりに挑戦するイノベーターをトータルで支援する事業課題解決型プラットフォーム。

今回同社は、スタートアップの支援を目的に東大IPC 1stRoundと連携し、採択されたチームに対し同施設を無料で利用できる取り組みを開始する。

これにより、採択されたチームは無料で機材を利用してプロダクトを開発したりビジネスの拠点として施設を利用したりすることが可能となる。

また、DMM.make AKIBAはスタートアップ150社を含む600社、4,000名以上の会員、スポンサー企業、地方自治体、国内外のパートナー機関、ベンチャーキャピタルなどを含む広いネットワーク・コミュニティを形成。

施設に常駐しているコミュニティマネージャーやテックスタッフ、イベントなどを通して事業を加速するパートナーや協業先、切磋琢磨する仲間とも出会うことができるという。

DMM.make AKIBAは、今後も教育機関等との連携を広げて支援をしていくとともに、様々なステークホルダーを巻き込んだネットワーク・コミュニティによりオープンイノベーションの推進に取り組んでいくとのことだ。