フィンチジャパンは、自殺リスクを予見するアプリを開発するVoi,Inc.と業務提携契約を締結したと発表した。
Voi,Inc.が開発する「Voi Detect」は、自殺の体系的専門リスク評価(SERAS)を含んだ簡単な質問に答えるだけで、72時間以内の自殺リスクを、精神科医の診断と比較し、94-98%の確度で予見することができるアプリ。
これらのリスク評価には通常30分以上の時間と、約200ドルの費用がかかるというが、Voi Detectの導入で、2分で調査結果を出すことができ、コストも抑えることができるとのことだ。
Voi Detectは、アメリカ国内では医療機関や軍で導入されており、高い自殺率の日本でも、医療機関や教育機関、企業の労務管理で活用されることが期待されているという。
なお今回の提携において、フィンチジャパンは、からだポータルとともにVoi Detectの事業性調査を行い、国内展開を支援するとしている。
同社が持つ独自の新規事業開発のノウハウを活用し、Voi Detectを日本国内で展開していくとのことだ。