オンラインマーケティング支援事業を展開するエキストラは、2020年夏、リモートワークの場所を自宅から日本全国のキャンプ場へ広げる「キャンプ制度」を作ったことを公表した。
キャンプ制度とは、社員全員、リモートワークの場所を自宅に限らせず、日本全国の好みのキャンプ場で、年に4回まで、会社が費用(交通費・キャンプ費・食費)を負担し、利用客に迷惑をかけず仕事をこなすという条件で、勤務日として扱う、常識の枠にとらわれないリモートワーク制度。
キャンプにこだわる理由は、大自然の中でリフレッシュできるだけでなく、テントを張る・火をおこす・料理を作る、など共同作業が発生することで、必然的に業務以外の会話が生まれ、お互いの良さを見つけたり個性を理解することができ、プロジェクトチームとしても喜びと成長があると考えているからだという。
業務時間のルールは、午前中に1から3時間のコアタイムを設定し〝最短で仕事を終わらせ、最大限キャンプを味わう〟という決まり。
遅くとも夕方16時には仕事を切り上げ、焚き火を囲んで自由に語らうなど、キャンプのゴールデンタイムを満喫できるとのことだ。
同社はこのキャンプ制度を皮切りに、今後更に自由度を増した働き方を推進していくとしている。