クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッドは、グロービス・キャピタル・パートナーズをリード投資家とし、DNX VenturesやSalesforce Ventures、BEENEXTの既存投資家を引受先とする約40億円の第三者割当増資を実施した。
今後9月を目処に、総額約60億円(今回の調達額を含む)の資金調達を完了する予定だという。また、建築業界のDX化に貢献するアライアンスも開始した。
ANDPADは現場の効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス。
今回の調達資金によって、プロダクト開発体制の増強による顧客体験の圧倒的な向上、そしてR&Dとして、業界全体のDX化に貢献するテクノロジーを追求し、社会実装の検証を進めていく方針を示している。
また今回開始したANDPADアライアンスでは、建築会社の業務DX化に貢献するため、ANDPADと併用できるサービスの案内・システム連携を進めていくとしている。
具体的には、建築業界に精通したERPや原価管理パッケージ、見積作成、B2Cマッチング、瑕疵保険、教育サービスなどとの連携や、電子契約、営業管理、マーケティングツール、IoT、産業用ドローンなどとの連携を挙げている。