楽天は、オフラインでの購買データに基づくIDマーケティングソリューション「RMP – Omni Commerce」において、食品メーカーなどに向けた新メニュー「レシピタイアップ-トライアル促進パッケージ」の提供を開始したと発表した。

同メニューでは、楽天の運営するレシピサイト「楽天レシピ」と、レシート画像を送付すると「楽天ポイント」を獲得できるサービス「Rakuten Pasha」の一部機能を用いて、食品メーカーなどの各企業が実店舗などで自社商品に関するトライアル購入の促進などの様々なプロモーションを行うことができる。

各企業はRakuten Pashaをはじめ、楽天グループの各サービスにおける広告、店頭の商品や販促物、レシートなどに加え、楽天レシピのサイトやアプリなどを通じてキャンペーン告知を行う。

キャンペーン告知を見たユーザーは、楽天レシピのキャンペーンページに誘導され、キャンペーン内容や対象商品を確認のうえ、実店舗で商品を購入。

キャンペーンページからレシート画像を送付すると、楽天ポイントやその他の景品を楽しみながら獲得することが可能になる。

一方、食品メーカーなどの各企業は楽天レシピにおいて、レシピを通じて自社商品を訴求し、見込み顧客に効率的なアプローチをすることができる。

さらに、掲載するレシピやレシピ動画は、楽天レシピのサイト閲覧傾向なども参考に、楽天と共同で開発することも可能。

また、メニューで提供する購買分析レポートにより、実際の商品購買層の属性や「新規購買層か、リピート購買層か」、「その後のリピート購買層がどの程度いるか」など、今まで把握することが難しかったプロモーション効果をより詳細に把握することができるという。