アライドアーキテクツは、ラオックスと業務提携を行ない、ラオックスの主要株主である中国最大級の小売企業・蘇寧易購グループ(以下、蘇寧グループ)の中国販売ネットワークを活用した中国向け販売パッケージの提供を開始したと発表した。
今回の業務提携により、「ラオックスのインバウンドにおける集客力」「蘇寧グループの中国本土での販売ネットワーク」「アライドアーキテクツの中国SNSを活用したマーケティング力」を組み合わせて、インバウンド、越境EC、中国への商品輸出といった中国向けマーケティング支援が可能になる。
6月18日(木)にグランドオープンしたLaox道頓堀店では、ラオックスのインバウンドにおける知名度や店舗コンセプトから、道頓堀店には非常に多くの中国人の来店が予想されており、同店舗内の棚にプロモーション対象商品を置くことでブランディング向上や中国展開前のテスト販売による販売検証が可能になるという。
また、ラオックスが運営している中国越境EC旗艦店(天猫国際・考拉海淘・蘇寧国際)に商品を出品することで販路を開拓し、さらに、ラオックスが毎週開催しているライブコマース配信で商品の販売を行う。
一方、同社は中国SNSを通じた口コミ生成、KOL活用をはじめとしたマーケティング支援を実施。
ライブコマース配信での販売結果や在日中国人ユーザーのアンケートをもとに、中国消費者のニーズ把握やラオックスの主要株主である蘇寧グループの販売ネットワークを活用した販路開拓が可能となるという。
加えて、同社が提供する中国SNSを活用したマーケティングソリューションによって、中国向けのブランディング、話題づくり、口コミが全くない状態からの新規創出、または拡大を効率的に行うことができるとのことだ。