Airbnbおよび国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)は、総勢100人以上のオリンピアンとパラリンピアンによる5日間のオンライン体験イベント「サマーフェスティバル」の開催を発表した。
同イベントは、アスリートがホストとして主催するオンライン体験により、オリンピックとパラリンピックの精神をオンラインで体験する機会を提供するという。
なお、このフェスティバルは、東京2020大会の開会式が予定されていた7月24日から始まり、アスリートがオリンピックやパラリンピックへの情熱とスポーツ体験をゲストと共有しながら収入を生み出す機会を提供するとのことだ。
同イベントには、100名以上のオリンピアン、パラリンピアンがオンライン体験を主催し、大坂なおみ(テニス)、八村塁(バスケットボール)、外村哲也(トランポリン)、花岡伸和(パラ陸上競技)やアリソン・フェリックス(陸上競技)、レックス・ジレット(パラ陸上競技)などが提供する体験が登場する。
オンライン体験は、世界的なパンデミックの間に、オリンピアンやパラリンピアンを含むAirbnbのホストが収入を得るための方法として開始され、オリンピアンとパラリンピアンによるオンライン体験は、アスリートに貴重な収入をもたらす機会を提供するという。
また、AirbnbおよびIOC、IPCは、アスリートをサポートし、オリンピックとパラリンピックのムーブメントを力強く推進していくとしている。
ホストとなるアスリートたちが提供する体験の具体的な内容は、集中する方法やトレーニング方法、信じる力について学ぶ、といったスポーツトレーニングからメンタル面での考え方など多岐にわたる。
Airbnbの共同創業者であるジョー・ゲビア氏は、今回の取り組みについて「ゲストはオリンピックおよびパラリンピックムーブメントの中で、精鋭のアスリート達とつながり、交流できるため、来年の東京2020大会でも応援する動機となりえます。」とコメント。
なお、今回のフェスティバルは、スポーツファンが20か国以上のアスリートと自宅にいながら快適に交流が可能な機会であり、前例のないものとなるとのことだ。