Appleは、「Apple News」アプリにオーディオ機能を導入したと発表した。
Apple Newsは、米国および英国、オーストラリア、カナダで毎月1億2500万人を超えるアクティブユーザーを獲得しており、iPhone、iPad、Macデバイスで入手できるアプリ。
同アプリのサブスクリプションサービスである「Apple News+」において、オーディオストーリーの提供を開始。同サービスで、コンテンツを配信している記事やレポートから作成されたオーディオ版のストーリーを提供するという。
内容は、幅広い関心分野であり、週に約20本のオーディオストーリーをプロの声優によるナレーションで制作し、配信するとしている。
さらに、ニュースをポッドキャストで配信する「Apple News Today」を開始。Apple Newsの編集者らが、その日のニュース記事のいくつかを紹介するとのことだ。
Apple News Todayはすべてのリスナーに無料で提供され、月曜日から金曜日の朝は米国のニュースアプリとApple Podcastsで利用ができるとのことだ。
このオーディオストーリーおよびApple News Todayは、同アプリ下部の新たに追加された「オーディオ」タブにあり、ユーザーにパーソナライズされたおすすめが聴けるという。
これらの機能は、iPhoneおよびiPod touch、CarPlayで使用できるとしている。
同社は、CarPlayでNewsアプリを導入したため、ユーザーは運転中にオーディオストーリーやApple News Todayを聞くことができるという。
ユーザーは、デバイス間でリスニングの進行状況を同期でき、iPhoneからCarPlayを使用してオーディオストーリーのリスニングを開始し、家に着いたら続きを家で聴くことが可能であるとのことだ。
Apple Newsは、多くの地方の地元新聞をApple News+のカタログに追加し、さらに多くのローカルニュースが視聴可能となった。
なお、カナダでは、フランス語の新聞Le Devoirが利用可能になり、権威のある全国紙の1つであるThe Globe and Mailが、この夏の終わりに購読者に利用可能になるとしている。