オフィスサービスやプリンティングのなど顧客セグメントにて事業を展開しているリコーは、スタートアップ支援の分野で日本マイクロソフトと連携することを発表した。
同社は、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指すアクセラレータープログラム「TRIBUS」を2019年度から行っている。
今年度のプログラムである「TRIBUS2020」では、マイクロソフトコーポレーションのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」と連携するという。
Microsoft for Startupsは、世界140カ国以上で展開されているマイクロソフト社が提供する新しい顧客やチャネルパートナーとスタートアップを結び付け、グローバルなエコシステムを作り上げることを目的としたスタートアップ支援プログラム。
TRIBUS2020において採択されたスタートアップは、リコーとマイクロソフトの双方のリソースとサポートを受けることができ、幅広いコミュニティとつながることができるとのことだ。
TRIBUSに採択されたスタートアップは、希望によりMicrosoft for Startupsを通じ、あらゆるスタートアップのニーズに適した、Microsoft Azureをはじめとするマイクロソフトのクラウドテクノロジーや開発者ツール、技術サポート、そして、事業拡大に向けたビジネス支援の機会を無償で得ることができるという。
また、Microsoft for Startupsに採択されたスタートアップは、希望によりTRIBUSのサポートメニューである、230名を超えるリコーグループ社員による支援やリコーグループの持つ販売網へのアクセスやテストマーケティングでの活用の機会、リコーグループ各部門からのメンタリングなどの支援を受けられるようになるとのことだ。。
両社はオープンイノベーションを加速し、人々のより良い未来を共に創造するスタートアップのコミュニティの発展とエコシステム醸成のため、ともに連携し活動していくとしている。