小惑星探査機「はやぶさ2」が12月6日に帰還 JAXAとASAが共同声明を発表

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JAXAの山川宏理事長と豪州宇宙庁(ASA)のメーガン・クラーク長官は共同声明を発表し、小惑星リュウグウのサンプルを搭載した「はやぶさ2」のカプセルが2020年12月6日(日本・豪州時間)に南豪州に帰還予定であることを公表した。

共同声明にて発表された仮訳の内容は以下のとおりとなっている。

豪州宇宙庁とJAXAは、JAXAの小惑星サンプルリターンミッション、はやぶさ2において密接に協力している。小惑星のサンプルを搭載したカプセルは南豪州ウーメラに着陸する予定であり、両機関はカプセルの安全な再突入と回収の実現に向け取り組んでいる。

JAXAは、2020年12月6日(オーストラリア/日本時間)をカプセルの再突入および回収の予定日として設定。宇宙物体のオーストラリアへの着陸許可(Authorisation of Return of Overseas Launched Space Object:AROLSO)を申請しており、両機関は現在その確認作業を進めている。

なお、同申請は、オーストラリアの宇宙活動法(1998年施行)に基づき承認される予定とのことだ。

この画期的なサンプルリターンミッションを実現することは、豪州と日本の強力なパートナーシップそのものであり、国際協力および新型コロナウイルスの感染拡大により生じた困難・危機克服の象徴になるとしている。

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