福岡銀行とエクサウィザーズは、AIが振り込め詐欺や払い過ぎなど検知する「口座見守りサービス」を共同開発し、福岡銀行の一部の口座保有者に限定してテスト版の提供を開始したと発表した。

口座見守りサービスは、銀行口座と接続することでATMや公共料金の支払いデータをAIが分析し、家族の状況をより早く把握することができるという。

口座の支払い状況の「異常検知」をすることで詐欺や払いすぎなどを早期発見できるほか、「傾向変化」を捉えることで認知機能低下の兆候を発見でき、変化の兆候についてアプリを通じて親子間で共有することもできるという。

なお、試験提供の後、2020年度中に福岡銀行の全口座保有者を対象に本格的なサービス提供を開始するとのことだ。