メルカリとメルペイは、フリマアプリ「メルカリ」の売上金を家族や友人に送ったり受け取ったりすることができる「おくる・もらう」機能を7月13日より開始することを発表した。
同機能は、従来よりメルカリのユーザーから要望が高かった「メルペイ残高やポイントを送りたい」というニーズに応えたサービスだという。
今回の「おくる・もらう」機能の開始により、例えば、日々のちょっとした感謝の気持ちを伝える際や、労いの気持ちを添えてお小遣いを送る際など、家族や友人・知人など身近で大切な人にメルカリの売上金を送ることができるとしている。
同機能ではメルカリの売上金を1円(1ポイント)から手数料無料で送ることが可能。
有償ポイントの譲渡は、1か月につき5,000ポイントが上限となり、メルペイ残高の送金は、1日につき10万円が上限になるとしている。
さらに、送る際に送る対象者へのメッセージおよび専用のメッセージカードを添付することもできる。
メッセージカードはイラスト付きのもの、メッセージ付きのものなど総計24種類のデザインから選択でき、家族や友人・知人などの送る対象および利用シーンに合わせて自由に選ぶことができるとのことだ。
利用方法は、まずメルカリの売上金を送る場合は、メルカリアプリで受取リンク(URL)を発行し、SMSやLINE等で友だちや家族に送信。受取側が、受取リンクを開き、「友だち確認依頼」を行った後、受け取りを承認すれば完了する。
一方メルカリの売上金を受け取る場合は、受け取り側は、送り主から受信したURLをタップし、「受け取る」をタップで受け取り完了となる。
なお、送ることができるのは、売上金から購入するポイント(有償ポイント)とメルペイ残高。友達招待やキャンペーンなどで付与されるポイント(無償ポイント)を送る、または受け取ることはできない。
また、売上金を送る際には送る側・受取側双方の本人確認(友だち確認)完了後にはじめて受取対象者のアカウントに入金されるほか、「おくる・もらう」機能を使用したマネーロンダリングや不正取引への対策を強化していくとしている。