ストレージサービス「Box」、メール誤送信を防止するソフトウェアの機能強化

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、企業のBox活用増加に伴い、「FUJITSU Security Solution SHieldMailChecker(シールドメールチェッカー) 誤送信防止」の機能を強化し、添付ファイルをBoxのファイル共有に簡単に切り替え可能な「Box連携オプション」を販売開始したと発表した。

SHieldMailChecker誤送信防止は、メール送信時に送信先アドレスや添付ファイルの再確認を促すことで、うっかりミスによるメール誤送信を未然に防止する、スタンドアロン型のソフトウェア製品。

今回の機能強化により、利用者はメールにファイルを添付するだけで、Boxの操作画面を使うことなく、Boxのファイル共有が可能となる。

また、組織のセキュリティポリシーに合わせた管理者によるBoxの共有設定の制御や、リスクの高い共有への警告表示機能等により、組織のポリシー順守を支援し、利用者のファイル共有設定ミスによる情報漏えいを防ぐことができるとのことだ。

なお、同社は、拡大するテレワーク環境のセキュリティ強化を支援するため、テレワーク環境で2020年12月31日まで利用できる同製品の本体ライセンスを無償提供している。今回、Box連携オプションについても同様の条件で無償提供を発表した。

同製品は、パソコンにインストールするだけで、メールを送信する前に誤送信リスクを検出し、送信を止めることができるメール誤送信防止製品。組織のセキュリティポリシーに基づき送信メールをチェックして、宛先の誤りやルール違反を警告する。

2009年の販売開始以降、官公庁や大手サービス業、製造業など様々な業界で100万ライセンス以上利用されているとのことだ。

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