東京スカイツリータウンが、第43回隅田川花火大会の開催予定であった7月11日を皮切りに「未来につなぐバーチャル花火」を開催すると発表した。
新型コロナウイルスの影響により、各地で花火大会が中止となっている。
隅田川沿いで行われる「隅田川花火大会」も中止となり、東京スカイツリータウンでは、夏の花火大会を楽しみにしていた地元地域民や来客に、少しでも花火大会の雰囲気や楽しさを思い出してもらいたいという思いからバーチャルで楽しめる花火コンテンツを用意したとのことだ。
同コンテンツは、夏の打ち上げ花火をイメージした特別ライティング「花火」を、7月11日の隅田川花火大会が開始される予定だった時刻より初点灯。
打ち上げ花火や仕掛け花火の様子がオリジナルでデザインされ、花火が打ち上がって火の粉が舞う様子などを再現した動きのある演出が特徴であるという。
開催期間は、7月11日から8月31日。時間は、19時から20時30分となっており、点灯期間中の20時30分から24時はライティングデザイン「粋」「雅」「幟」のいずれかを点灯するとのことだ。
さらに、東京スカイツリーにて撮影した過去の隅田川花火大会のアーカイブ映像「隅田川花火大会 from TOKYO SKYTREE®」を初公開。スカイアリーナ、天望デッキ、SKYTREE TERRACEなど、様々な場所から花火を撮影した約4分の映像作品を公開するという。
このアーカイブ映像は、地上350メートルの天望デッキの窓ガラスを巨大スクリーンに仕立てた「SKYTREE ROUND THEATER®」において、7月11日から8月31日の期間限定で上映。実際の隅田川花火大会の打ち上げ花火の音とともに大画面に花火が映し出され、臨場感あふれる映像を無料で鑑賞できる(※)という。
そのほかにも、同施設内のプラネタリウム「コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン」では、プラネタリウムドームいっぱいに花火が映し出されるウェルカム映像を投映。
すみだ水族館では、日本最大級の屋内開放型のペンギンプールの底面に投影する花火の映像と音楽による約8分間のショープログラムを実施するとしている。
これらも同様に7月11日から8月31日まで実施するとのことだ。
(※)東京スカイツリ―天望デッキヘは入場料が必要