良品計画は、米国にて「無印良品」を展開する「MUJI USA」が米連邦破産法11条(Chapter11)を申請したことを発表した。
MUJI USAは、新型コロナウイルスの影響により、営業を停止。採算が急速に悪化したことが原因であるとしている。また、負債総額は、6,400万ドル。内、5,300万ドルは、良品計画に対する債務であるとのことだ。
また、同社は、再生手続きを進めながら事業は継続し、不採算店の閉鎖や賃料の減額交渉などを行っていくとしている。
MUJI USAは、2006年に米国で無印良品事業を開始。18店舗を運営している。新型コロナウイルスの影響では、3月17日以降米国内のすべての店舗が営業停止。
良品計画は、米子会社の連邦破産法申請による業績への影響などを含め開示すべき内容は速やかに開示するとのことだ。なお、2020年8月期業績への重要な影響はないとしている。