寧德時代新能源科技股份有限公司(以下、CATL)とHondaは 、新エネルギー⾞⽤バッテリーに関する包括的なアライアンス契約を締結し、電動⾞普及加速に向けた戦略パートナーシップを強化すると発表した。
CATLは、新エネルギー⾞⽤バッテリーシステムおよびエネルギー貯蓄システムの研究開発・生産・販売をし、グローバルで新エネルギー⾞の運⽤に向けた最適なソリューションを提供している。
両社は、技術を持ち寄った新エネルギー⾞⽤バッテリーの共同開発および将来基礎技術の共同研究を進めていくという。
また、CATLはHonda向けに電気⾃動⾞(BEV)を中心とした新エネルギー⾞向けバッテリーの安定供給を実現。2022年度を目途に中国生産モデルへの供給開始を予定しているとのことだ。
両社は、これを将来的にグローバルでの展開も視野に検討。さらに、将来を⾒据えたバッテリーリサイクルおよびリユースに向けたスキーム構築の領域においても今後協議を開始するとしている。
なお、Hondaは、CATLの第三者割当増資の引き受けを⾏い、CATL株の約1%の株式を取得。
これにより、HondaはCATLのトップ戦略パートナーとなり、商品競争⼒やコスト競争⼒のあるバッテリーを安定的に確保できるという。また、CATLは今回の増資を通じてバッテリー開発強化および生産能⼒を更に拡⼤していくのことだ。
両社は今後、電動⾞普及拡⼤に向けた取り組みを強化し、⻑期にわたる関係を構築していくとしている。