アイリッジの連結子会社でマーケティング事業を展開するDGマーケティングデザインとジュニは、一般財団法人渋谷区観光協会の協力のもと、渋谷区の観光情報を独自のサウンドコンテンツとともに楽しめるSoundMap Shibuyaの提供を7月に開始した。
SoundMapはWeb AR技術を活用し、地図上の位置情報とWeb AR技術が一体となったアプリレスでの「音のAR体験」を提供するプログラム。
Webサイトにアクセスしたユーザーに対し、各スポットの位置情報をもとに、その場所のためにつくられた音声コンテンツを提供するという。
このSoundMapの技術を利用して、今回リリースしたSoundMap Shibuyaは、渋谷区の観光情報を日本語と英語の2ヶ国語で提供される。
ユーザーは、海外などの遠隔地から地図を表示して明治神宮散策を行いながら、各スポットの案内を音声で体験すること可能。
これにより、リモートでの観光体験を促しその魅力を広く伝えることで、アフターコロナの中での来街者・旅行者の増加、観光産業の盛り上げを目指すとのことだ。
同社は今後、渋谷区に関わらず観光産業への課題を抱える各自治体への提供も予定しており、国内でのさまざまな観光地からの利用と情報発信を目指すとしている。