凸版印刷およびサイバー・コミュニケーションズ(以下、CCI)は、企業によるeスポーツ活動を活性化させ、eスポーツをきっかけとした企業間交流の機会創出を実現するため、社会人アマチュアeスポーツプレイヤーを対象としたリーグ「AFTER 6 LEAGUE™」を設立したことを発表した。
同リーグは、2020年8月から参画企業の受付を開始するという。
なお、AFTER 6 LEAGUE™は、一般社団法人日本eスポーツ連合(以下、JeSU)と一般社団法人東京ヴェルディクラブ後援の元、運営されるとのことだ。
現在、世界で1,000億円規模の市場が形成されているeスポーツは、日本国内においても急速に盛り上がりを見せている。
JeSUが開催した「eスポーツを活性化させるための方策に関する検討会」では「テーマ別限定大会などの開催」「企業での部活や実業団制による選手の収入確保」「企業の福利厚生」などが今後の成長課題であるという。
凸版印刷とCCIは、2019年から企業向けeスポーツイベント「eSPORTS TRINITY™」を共同で開催。同イベントには、130社を超える企業が集まり、企業対抗戦も開催。eスポーツを通じた参加企業同士のコミュニティ形成を図ってきた。
今回、このeスポーツイベントや企業対抗戦を運営してきた知見を活かし、社会人アマチュアeスポーツリーグとなるAFTER 6 LEAGUE™を設立。同リーグの設立により、eスポーツの活性化のみならず、企業間交流の機会創出を実現するとしている。
さらに、オンラインでも実施可能なeスポーツの特性を活かし、アフターコロナ時代の「新しい生活様式」における、社会人アマチュアeスポーツプレイヤー同士の「競争」と「絆」の創出を支援するとのことだ。
同リーグは、今後2020年度内に登録企業数50社、年間約200試合、登録ゲームタイトル数6本を目指して活動を実施。
国内におけるeスポーツ振興を目的とした普及・浸透活動を推進し、社会人スポーツの一つの選択肢として、eスポーツが根付くことを目指すとしている。