PayPayは、地方自治体と共同で「PayPay」を活用したキャンペーンを実施する「あなたのまちを応援プロジェクト」を開始すると発表した。

同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症が日本各地で大きな影響を与えていることを受けて実施するという。

PayPayは、経済対策としてPayPayの活用を検討している全国の地方自治体に対し、キャンペーンの運営やプロモーションをサポート。

今回のプロジェクトに先行して共同キャンペーンを開始した静岡県掛川市、埼玉県秩父市、静岡県浜松市、愛知県西尾市をはじめ、すでに12の地方自治体と共同キャンペーンが決定している。

さらに全国36都道府県の120以上の地方自治体と共同キャンペーンの実施を検討しているとのことだ。

地方自治体は、PayPayを活用することで、地域振興券や商品券などの発行や換金、印刷などの経費を削減できる。

また、利用者にとっても商品券の購入などで特定の場所に出かける必要がなくなり、人の密集を避けながらキャンペーンに参加ができるなど、双方にとっての利便性が高まるとのことだ。

PayPayの営業拠点は全国20カ所に広がっており、全国の地方自治体のPayPayを活用したキャンペーンの実施サポートや、新規加盟店開設のサポートをしているという。

同社は、今後も多くの地方自治体と協力し、地域の店舗や住民の生活を支援し、地域経済の活性化につながる取り組みを進めていくとしている。