Uberが、Cloroxと提携して、3つのパイロット都市(アトランタ、シカゴ、ニューヨークシティ)の運転手に約60万個のClorox消毒ワイプのキャニスターの提供を開始した。
運転手が、チェックリストを介して車にClorox消毒用ワイプがあることを確認すると、3つのパイロット都市の乗客は、消毒用ワイプが車で使用できることをピックアップする前に、アプリ内通知を受け取るという。
またCloroxは、運転手と乗客が、乗車の前後に掃除する重要な場所を特定するために、車のよく触れる場所を特定。
運転手は、ステアリングホイールやギアシフト、カップホルダー、ドアハンドルを含む車の前部、乗客は、シートベルトバックルやウィンドウコントローラー、ドアハンドルを含む車の後部となっている。
なお、同社は、運転手と乗客がUberを使用して移動するようになった際、新型コロナウイルスの拡散をしないために、Uberがどんな対策をしているか、健康と安全を維持するために何ができるかについて知っていることが重要であるとしている。
Uberは、米国疾病予防管理センター(CDC)および世界保健機関(WHO)と協力して、ライドシェアドライバー向けに特別に設計された、車両の掃除方法に関する安全のヒントを共有し、頻繁に触れる表面に消毒をしているとし、運転手がフェイスカバーまたはマスクを着用しているか、自撮りでの確認などをしているという。
また、乗客においてもマスク着用での乗車となる。
同社は、健康と安全用品の購入に5,000万ドルを費やし、教育とテクノロジーにさらに投資。これまでに、米国とカナダの運転手に500万枚以上のマスクと115,000ユニットのその他のクリーニング用品を提供している。
今回のCloroxとのパートナーシップは、パイロット都市の運転手が物資に引き続きアクセスできるようにするのに役立つとのことだ。