AWS、新しい宇宙事業セグメントを発表

Amazon Web Services(AWS)が新しい宇宙事業セグメントを発表した。

同社の航空宇宙・衛星ソリューション事業部門は、AWSのサービスとソリューションを宇宙企業にもたらし、世界中の顧客やパートナーと協力し以下のことを行うとしている。

AWSは、この新しいビジネスセグメントのリーダーとして、元米空軍の宇宙軍計画担当部長であったクリント・クロージャー退役空軍少将を迎えるという。

クロージャー氏は、宇宙企業全体で変革とミッションの成功を推進し、米国防総省の最新の軍事サービスを立ち上げるための努力を主導してきた。

同氏は、「私たちは、アポロのミッション以来、宇宙で最も刺激的な時間を過ごしています。AWSが過去10年間にIT業界を変革し、多くの宇宙のマイルストーンに貢献するのを見てきました。AWSに参加して業界を変革し続け、宇宙企業を前進させることを光栄に思います」とコメント。

現在、AWS Ground Stationは、NASAのJet Propulsion Lab(JPL)やその他の多くのユーザーに使用されている。

ユーザーは、AWSサービスとソリューションを使用して、データレイクやストレージ、エッジコンピューティング、バーチャルミッションオペレーション、回復力のある堅牢で安全な衛星接続、画像処理とインテリジェンスアナリティクス、人工知能と機械学習など、宇宙ベースのミッションにおけるイノベーションを推進しているという。

AWSソリューションは、スペースエンタープライズが可能なものを再定義するのに役立ち、顧客のために、継続的に構築・発明し続けるとしている。

同社は、より良い世界を構築するために、世界中の組織が宇宙にアクセスし、また、それを運用・探索し、さらに発見する方法を再考するのを支援していくとのことだ。

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