マイナビが運営するアスリート向けキャリア支援サービス「マイナビアスリートキャリア」は、アスリートを対象に、社会で役立つ「ビジネススキル」などが無料で学べるキャリアプログラム「アスリートキャリアスクール」を7月13日に開校すると発表した。
今回、同社は、2018年12月より運営している、アスリートのデュアルキャリアやセカンドキャリアを支援するマイナビアスリートキャリアにて、多くの人が競技引退後の生活に不安を抱えていることがわかったという。
加えて、2020年の5月下旬~6月上旬にかけて行った同社の調査では、半数以上のアスリートが新型コロナウイルスによる活動自粛を経験し、アスリートの中で「目標を考え直す」「スポーツ以外の取組みに目を向ける」「時間の使い方を見直す」という意識や心境・行動の変化があったことがわかったとしている。
思うように競技ができなくなったことで、アスリート自身がキャリアへ不安を抱く場面が増えており、無視できない問題となっている状況であるとのことだ。
今回、この状況を踏まえ同社は、アスリートキャリアスクールの開校に至ったとしている。同スクールの特徴として、以下の点が挙げられている。
・社会で活躍する上で必要な「ビジネススキル」とアスリートに必要な「競技力」双方を向上
キャリアの不安を取り除くこと以外に、競技生活にもそのまま活かせるプログラムを用意。心理的競技力、チームで働く力、生き抜く力などを中心に6つの力を提供。
・現役アスリートであれば、誰でも受講可能
学生アスリート、プロ・アマアスリート問わず、役立つ内容を提供。「目標を達成したい」、「競技で悩んでいる」など多くのアスリートの持つ悩みを解決。
・場所を選ばす無料で受講が可能
継続して受講出来るように参加費は無料。オンラインでの開催も実施。
なお今回、同スクールのプログラム開発にあたり、「スポーツコーチングJapan」、「ZENコンサルティング」、「オンリーワン」の3社とパートナーシップ契約を締結。
これにより、各プログラムの充実と、アスリートが競技期間中も競技引退後も活躍できる環境整備に努めていくとのことだ。