ドワンゴは、6月1日から実施していた在宅勤務恒久化に向けての試行期間を経て、7月1日より在宅勤務制度を本格導入すると発表した。

今後、対象となる従業員は在宅勤務を基本とし、必要に応じて出社する勤務形態となるとのことだ。

今回、同社は上記の試行期間の結果を踏まえ、対象の正社員・契約社員には、在宅勤務手当として月額2万円を支給することが決定したという。なお、アルバイトは日額1,000円、上限月2万円を支給。

これにより、2月17日から支給していた電気代・通信費等手当(551円/週)は6月末で廃止。また、出社時の交通費は、定期代ではなく経費精算での支給となるとしている。

さらに、在宅勤務対象者の固定席撤廃に伴う職場環境の整備については、フリーアドレス席の設置や会議スペースの拡充を行っていくとのことだ。

同社は、在宅勤務制度の導入によって、より最適で充実した働き方の確立を目指すとともに、終息が見えない新型コロナウイルスと長期的に付き合いながら経済活動を行い、企業の持続性を高めていくとしている。