ユニクロが、暮らしを支える宅配会社の配達員とゴミの回収に携わる作業員の人々を対象に、機能性インナー「エアリズム」約15万着を寄贈すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発出による不要不急の外出自粛の中においても、同社の服をはじめとした荷物を配達する佐川急便およびヤマト運輸の配達員、また、ユニクロ店舗で出るゴミや全国の家庭ゴミの回収に携わる作業員のあわせて約15万人に向け、「エアリズムインナー」を6月下旬より順次提供するとのことだ。

エアリズムインナーは、テクノロジーの力により汗をすぐに乾かしサラリとした心地よさを追求し、「日常生活をより快適に」を掲げるユニクロのLifeWearを代表する機能性肌着。

日本やヨーロッパ、東南アジア各国では、医療機関などにエアリズムインナーを寄贈し、防護服やガウンの下に身に着けることで、ムレを軽減し快適に仕事ができるといった声が医療従事者から寄せられているという。

今回、暮らしを支える宅配会社の配達員やゴミ回収に携わる作業員に、同製品を着用し、これからの高温多湿の厳しい夏に備えてもらいたいという思いから、寄贈を決めたとしている。

なお、ユニクロを運営するファーストリテイリングは、新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、これまで様々な国と地域の医療機関や介護施設に、マスクやアイソレーションガウン、エアリズムインナーなどの衣料を提供・寄贈している。