ヤフーは、「Yahoo! MAP」などの各サービスで6月1日より提供している、スーパーや薬局などの店舗周辺の混雑状況を確認できる機能をアップデートし、全国約2,000件のショッピングモールをはじめとする大型商業施設や動物園、水族館などの行楽施設周辺の混雑状況も確認できるようになったことを発表した。

今回のアップデートより、「曜日ごとの混雑傾向」を棒グラフで、「当日の混雑実績」を折れ線グラフで、それぞれ1時間ごとに表示。曜日を切り替えることで、小売店、大型商業施設・行楽施設周辺の他の曜日の混雑傾向が確認できるという。

また、当日の混雑状況の変化は、グラフ上部に「混雑状況の変化」として、「人が増えてきています」「人の増減はそれほどありません」「人が減ってきています」の3パターンを文字でも表示。

なお、大型商業施設、行楽施設周辺の混雑傾向は、Yahoo! JAPANが提供する各アプリ上で位置情報の利用を許可しているユーザーのデータを統計化した上で算出しているとのことだ。

同社は、同機能を通じ、ユーザーが日ごろのショッピングや休日の行楽施設への外出の際に混雑を避けるために役立ててほしいという。また、今後も「新しい生活様式」の推進とともに、ユーザーの混雑を避けた行動をサポートするため、一層のサービス向上に努めるとしている。