「楽天トラベル」は、同サイト上で国内の各宿泊施設の新型コロナウイルス感染症対策状況を公開することを発表した。

楽天トラベルは、ユーザーが宿泊施設を予約する際に新たに重視する新型コロナウイルス感染症対策の基準を36項目にわたって選定し、6月1日より国内の登録宿泊施設を対象に、各項目の対応の有無と宿独自の対策内容をアンケート形式で調査しているという。

同調査を通じてこれまでに回答を得られた14,000軒超の宿泊施設の対策状況について、ユーザーが予約前に確認できる仕様を、楽天トラベル上に追加したとのことだ。

これにより新たに、ユーザーが楽天トラベルで宿泊施設を検索すると、「新型コロナウイルス対策について」と記載されたリンクが対策済みの宿泊施設の予約ページ上に表示されるようになる。

同リンクをクリックすると専用ページが開き、36項目のうち各宿泊施設が対策を行っている項目を一覧することができる。

ユーザーは宿ごとに異なる対策状況を参考にしながら、それぞれの旅のスタイルや重視するポイントに応じて宿泊先を選ぶことが可能になるという。

今後は順次、宿泊施設の追加や対策状況の変更に応じて情報を更新していくとしている。