日本マイクロソフトは、兵庫県教育委員会が、16,000台のSurface Go 2および全生徒分のOffice 365を県立高校向けに展開されることを発表した。
兵庫県教育委員会は、16,000台のSurface Go 2を県立学校の高校生向け学習者用端末として配備し、9月より利用開始する。
Surface Go 2は、教育現場で児童生徒が使うことを意識し設計された製品となっている。タッチの精度、ペンの描き心地、筐体サイズやキーボードの打鍵感に至るまで、児童生徒が“文房具”として使うことができるデバイスとして開発された。
今回、兵庫県教育委員会は、第3期「ひょうご教育創造プラン」に基づく教育 ICT 環境の実現のため、今回全国の自治体に先駆けて初めてSurface Go 2を高校生の学習者用端末として導入することを決定した。
また、端末配備と同時に Office 365 等のライセンスを全生徒に付与することで、Surface Go 2とOffice 365を組み合わせた高度な教育ICT環境の整備を目指す。
特に、新型コロナウイルス感染症の影響で遠隔学習環境の整備が急務となっている現在の教育現場において、Microsoft TeamsとSurface Go 2の活用により、子どもたちの学びを止めない環境が実現可能になるという。
日本マイクロソフトは、兵庫県教育委員会が、Surface Go 2とOffice 365を最大限活用され、生徒がより高度な教育を受けられるよう、ICT活用を先導する人材養成なども含め、引き続き兵庫県教育委員会と連携していくとのことだ。