Googleのフィランソロピー(社会貢献)部門であるGoogle.orgが、新型コロナウイルスと差別による大きな影響を受け、支援が必要とされる世界各国のLGBTQ +コミュニティへサポートを行うことを発表した。
具体的には、少数民族やアフリカ人、高齢者のLGBTQ +を支援する団体、新型コロナウイルスの影響でイベントの開催ができなくなったLGBTQ +の文化を支援する団体、トランスジェンダーのヘルスケアを支援する団体などに対し、寄付や仮想空間でイベントを開催する技術、コミュニティへアクセスし続ける方法を提供したりなどするとのことだ。
なお、Googleは現在、世界の70以上のローカルLGBTQ +団体に120万ドル以上を寄付しているという。
同社は、現在の状況が特にLGBTQ +の人々にとって健康や社会、経済的なリスクをどれほど高めているかを知ってほしいとコメントしている。