ユーグレナとリバネスは、新型コロナウイルス感染症の抗体検査系の共同開発を開始したことを発表した。
新型コロナウイルスの第二波が来ることも懸念される中、高精度で迅速な検査系の開発が喫緊の課題だという。
この課題を解決するため、両社は今回新型コロナウイルス感染症の原因であるSARS-CoV-2に対する抗体を検査対象者が持っているかどうかを判別する検査系の共同開発を実施するに至ったとのことだ。
東京理科大学村上康文教授の技術指導のもと検査系の開発に着手し、検査に同意を得たボランティアによるサンプル203検体を用いた試験から、陽性者を判別できるレベルで抗体検査ができることを確認したという。
両社は今後、より精度の高い検査系の構築につとめていくとしている。