Microsoftは、同社のMicrosoft Teamsにおいて、新しいカスタム背景効果の展開と無料版の新機能を発表した。
昨年同社は、プライバシーを守るため、このTeamsの背景効果にぼかし効果を導入した。今回、現代的なオフィスから漫画的なビーチシーンなどのプリセット画像コレクションを作成したという。
オプションを拡張しているため、独自の画像をアップロードすることもでき、オンラインで利用できる背景のコレクションの1つを選択して、背景をカスタマイズできるという。
なお、緑色の画面や空白の壁は必要ない。対象(ユーザー)を背景から区別し、カスタム背景を他のすべてのものに課すことができるとのことだ。
また、Microsoft Teamsの無料バージョンで利用できる新機能には、事前に会議をスケジュールする機能、自動字幕起こし機能などが追加される。
事前に会議をスケジュールする機能は、ユーザーは、会議をスケジュールし、事前に招待状を送信できるようになったという。会議のスケジュール担当者は、会議リンクをコピーして他の参加者に直接送信するか、OutlookまたはGoogleカレンダーを介して招待を送信するかを選択できるとのことだ。
また、自動字幕起こしでは、通話中や会議中にライブキャプションをオンにできるようになった。この機能により、聴覚能力や言語能力が異なる参加者のニーズに対応する別の方法を利用できるように。
なお、同機能は現在米国英語のプレビューとして利用可能としている。
また、Teamsの無料バージョンでは、最大500,000ユーザーまでの様々なタイプの組織に次の機能が提供される。
- 無制限のチャットと検索
- 音声およびビデオ通話
- 予定された会議
- 1人あたり10 GBのチームファイルストレージと2 GBの個人ファイルストレージ
- Office Webアプリ(Word、Excel、PowerPoint、OneNote)を使用する機能
- 無制限のアプリ統合
同社は、遠隔地の仕事に順応する学生や教師から、厳しい締め切りに合わせて世界中に広がる企業チームまで、すべての顧客にとって個人的で快適なビデオ会議の体験を提供するとのことだ。