Facebookは、新型コロナウイルスによる世界中での血液不足を支援するため、献血機能を拡張したことを発表した。
2017年にリリースされた献血機能は、南アフリカ、セネガル、ケニア、ブルキナファソ、コートジボワール、エジプト、米国、インド、ブラジル、パキスタン、バングラデシュでも利用できるという。
また、インドやブラジルでは、献血機能を通じて人々をより多くの地元の血液銀行や病院と結び付けているという。
そして今回、米国にてAABBとの新たなパートナーシップを発表した。
米国では、2秒ごとに誰かが血を必要とし、1回の寄付で3人の命が救われる可能性があるという。しかし、米国の血液銀行は献血者の減少を問題にしている。この状況下で、人々が寄付の機会を見つけやすくするために、米国で献血機能をリリース。
同機能は、シカゴ、ニューヨークシティ、サンフランシスコベイエリア、ボルチモア、ワシントンDC から開始し、今後数か月にわたって全国的に展開するとしている。
同社は、献血機能を米国に導入することで、人々に寄付の継続的な必要性が認識され、コミュニティが集まり、必要なときに誰もが安全な血液にアクセスできるようになることを願っているとのことだ。