住友商事、位置情報の解析ツールを開発するイスラエルスタートアップに投資

住友商事

住友商事グループが、2019年6月にイスラエルに設立したコーポレートベンチャーキャピタル「IN Venture」を通じ、スマートフォンを活用した位置・行動情報の解析ツールを開発するAnagog社に出資したことを発表した。

Anagog社は、スマートフォンのアプリ上で機能し、データ分析を行うソフトウェア「Jed AI」の開発を行っている企業。

同サービスはGPSやWiFi、端末に搭載された加速度センサーなどを通じて取得した情報から、ユーザーの位置や行動、習慣、嗜好などを分析するものであり、分析は全て端末内で行われ、ユーザーが許可した場合のみ匿名情報として結果がアプリの事業者に送信される点が特長となっている。

近年、スマートフォンのアプリを通じて取得した位置情報をマーケティングに活用し、サービスの高度化を図る取り組みが活発になっていることを受け、住友商事グループは同社への出資を決定したとのことだ。

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