パルコエンタテインメント事業部・映画事業は、 CAMPFIREのクラウドファンディングサービスで、映画館「CINE QUINTO(シネクイント)」の存続応援プロジェクトを6月12日よりスタートすると発表した。

同映画館は、渋谷の街で20年間、映画を発信し続けてきたミニシアターだ。

1999年のミニシアターブームに誕生し、「バッファロー‘66」・「メメント」・「リトル・ミス・ サンシャイン」・「(500)日のサマー」・「はじまりのうた」などの作品を上映してきた。

今回のプロジェクトのリターンとして、CINE QUINTOのオリジナルグッズTシャツやトートバック、スクリーンで映画上映前に支援者の名前を上映するコースを用意。そのほかにも、お得な鑑賞回数券やスクリーンを3時間限定で独り占めできるコースが用意されている。

同映画館は、2016年の一時閉館、2018年の復活オープンなど、環境の変化や時代の波を乗り越えながら約20年間、営業してきたが、新型コロナウィルス拡大影響を受け、かつてない苦境に直面しているという。

この危機的状況を乗り越え、渋谷の街で映画館を存続させるために、プロジェクト立上げに踏みったとのことだ。