三越伊勢丹グループは、新型コロナウイルス感染拡大予防対策の具体的な内容を発表した。
三越伊勢丹グループ国内店舗では、緊急事態宣言を受け、時短短縮営業や店舗休業をしていた。5月30日に営業を再開してからは、買い物環境の確立を第一に、従業員および買い物客の安全策に努めているという。
具体的な予防策は、以下となる。
買い物客へ
- 店舗入口での体温測定(赤外線サーモグラフィーカメラ、非接触型の体温計で計測)
- 店内でのマスクの着用
- 買い物客同士の適度な距離の確保
- 手指消毒など
- 入口は館内数か所に限定して入場(入口・出口の一部は封鎖)
なお、店内にてマスクの着用や手洗い、社会的距離の確保を動画などで告知しているという。
店内での対策
- 定期的な店内施設および備品の消毒→カート、買い物カゴ、手すり、什器、カウンター、試着室、ハンガーなどを定期的消毒
- 飛沫防止シートの設置→食品フロアやギフトセンターなど一部のカウンターやレジなど
- 一部のキッズスペースや休憩所の閉鎖
- 会計時の従業員と買い物客の接触回避→現金・カード・レシートなどの受け渡しは金銭トレイで行う
- サインが必要な場合は消毒済のペンを使用する
- レストランやイートインスペース以外の飲食提供の一時中止→食品フロアなどの試食・試飲の一時中止
従業員の安全確保対策
- 手洗い・うがい・消毒の徹底
- 店頭・バックスペース・事務所においても全員マスクの着用(一部はフェイスシールド)
- 出社時の従業員通用口における検温の実施(赤外線サーモグラフィーカメラ、非接触体温計)
- 従業員施設における三密防止対策の実施
同グループは今後も、各拠点の感染者数状況を鑑みながら、安全・安心対策を推進していくとのことだ。