インディテックスは、同社が運営する「ZARA」を世界で約300店舗閉鎖することを発表した。

同社の2~4月期決算は、売上高が33億300万ユーロ(約4062億円)となり、前年同期比44.7%減。純損益は4億900万ユーロ(約503億円)赤字になったという。

また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による、世界中の店舗休業が今回の赤字転落の主な要因としている。

一方、オンライン販売では売上高は前年同期比50%となり、4月の売り上げにおいては、前年比95%増加になったとのことだ。

この結果を受け、同社はデジタル化の強化するべく、今後3年間で10億ユーロ(約1200億円)投資を決定。同社は運営するおよそ7,000店舗のうち、ZARA(300店舗)を含む運営の1,200店舗ほどを閉鎖するとのことだ。