Hondaの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、中国次世代コネクテッドサービス事業に向けた進化を加速し、Hynex Mobility Serviceを設立したと発表した。

Hynex Mobility Serviceは、Hondaの車載コネクテッドシステム「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を主体に、コネクテッドサービスの進化を目指し、ユーザー体験に新たな価値を提供。Hynex Mobility Serviceは遼寧省・大連市に本社を置き、7月1日に事業運営を開始するとしている。

Hondaは、中国におけるFUNに溢れた独自のスマートモビリティ体験の実現に向け、電動化やICV領域での進化を加速させており、なかでも、コネクテッドサービスにおいては、Honda CONNECTを今後のモビリティ価値向上に不可欠な重要プラットフォームと位置づけている。

次世代Honda CONNECTは、「もっとつながる」、「パーソナルアシスタント」、「アップデートを通じて常に愛車が成長する」の3つを、進化ビジョンのコンセプトに掲げ、顧客と共に成長し、頼れるパートナーのような存在としてのモビリティ実現を目指すし、ビジョンを早期実現するため、Neusoft Reachと共に、Hynex Mobility Serviceを設立したとのことだ。

今回の合弁パートナーであるNeusoft Reachは、ソフトウエアにおける強みをベースに、AIやビッグデータなどの新たな技術を融合させ、新価値を提供する革新的な企業だ。

また、同社は次世代自動車に向けた、インテリジェントな商品、技術、サービスおよびソリューション全般の提供に取り組んでおり、Hondaが中国において、コネクテッドサービス提供するのに不可欠な現地協業パートナーとなる。

Hynex Mobility Serviceは、Honda CONNECTを主体とする次世代コネクテッドサービス事業の戦略を立案するとともに、それに伴う、開発・提供を実施。

また、ビッグデータやAIの活用により、革新的でFUNに溢れたモビリティサービス価値の実現を目指し、関連技術の開発およびサービスの提供を行うとのことだ。