日本高校野球連盟は、今春の第92回選抜高校野球大会に出場予定だった32校を8月に阪神甲子園球場に招いて、試合を行うと発表した。
今回の試合は「2020年甲子園高校野球交流試合」（仮称）とし、8月10～12日、15～17日の6日間に32校が1試合ずつ戦うとのことだ。
また、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、1日3試合までにするという。さらに、無観客で開催する方針だという。開会式は行わず、対戦の組み合わせは、7月18日に各校主将のオンライン抽選会で決める予定としている。
今春の選抜大会は無観客での開催を模索していたが、3月11日に中止を決定した。また、夏の第102回全国高校野球選手権大会においても、長期宿泊が感染拡大につながりかねないことや、49代表が出そろわない可能性があることなどを踏まえ、5月20日に中止を発表している。
なお、交流試合は各校1試合だけで長期宿泊もしない。さらに、関東から西の出場校は公共交通機関を使わず、地元から貸し切りバスで来場するなど、感染予防対策に努め実施をするとのことだ。