旅行予約サービス「楽天トラベル」が、新型コロナウイルスの拡大により、旅行市場に従来とは異なる需要が生まれていることを受け、旅行者の需要の変化を示すデータを元に、安心な旅の楽しみ方を提案するウェブサイトをオープンしたことを発表した。
楽天トラベルがユーザーの旅行に対する意識や検索トレンドをが独自に調査したところ、新型コロナウイルス感染症の拡大後も、食べ歩きや絶景を楽しみたいといった旅行体験の需要は大きく変わらない一方で、旅行先までの距離や、ホテルや旅館に求める条件、注目される宿泊プランなどに変化がみられることが分かったという。
同サービスは今後、こうした調査結果を受け、コロナウイルスの感染対策を行っている宿泊施設を容易に検索できる機能や、対策内容をわかりやすく表示できる機能を追加し、旅行者がこれまで以上に安心して旅を楽めるサービスを目指していくとのことだ。
また、地元や近隣を気軽に旅行できる「マイクロツーリズム」や、アウトドアの解放感を味わうことができる「グランピング」、人との接触機会を抑えてプライベートを満喫できる「部屋食」「露天風呂付客室」などの宿泊プランを、今回新たに開設したウェブサイト「安心な旅を楽しもう」を通じて積極的に紹介し、宿泊施設とともに同様の宿泊プランの拡充にも取り組んでいくとしている。