総務省が、全国の店舗を対象に1つのQRコードで複数のスマートフォン決済サービスを利用できる統一 QRコードJPQRの導入受付を6月22日から開始することを発表した。

JPQR

JPQRは、一般社団法人キャッシュレス推進協議会により策定されたQRコード決済の統一規格。

複数社ある決済QRコードを1枚のQRコードにまとめることで、1枚のQRコードのみで複数社の決済に対応することができる。

総務省は従来より、小規模店舗を含めた広範でコード決済の普及を図るため、地域における加盟店開拓業務プロセス等の検証と、低廉な決済手数料率でのサービス提供等によるキャッシュレス化の進展の検証を5つの地域(岩手県、長野県、栃木県、和歌山県、福岡県の県全域)で実施。

多くの決済事業者が参加し、約12,000店舗にてJPQRが導入されたという。

また企業が提供する18の決済サービスに対応しており、新規で導入する店舗は1つのコードで済むほか、総務省がつくった専用のウェブサイトから一括して、決済サービスの導入を申し込めるとのことだ。

なお同QRコードは、来月下旬以降、申し込みをした店舗に順次送付される予定となっている。

対応決済サービス一覧

  • atone
  • auPAY
  • OKI Pay
  • UnionPay
  • commoney
  • J-Coin Pay
  • d払い
  • はまPay
  • FamiPay
  • PayPay
  • ほくほくPay
  • Money Tap
  • メルペイ
  • ゆうちょPay
  • YOKA!Pay
  • LINE Pay
  • 楽天ペイ