アスラボは、JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップと、駅ビルや駅ナカなどの空き店舗を活用したシェアレストラン事業・テイクアウト事業の展開に向け資本業務提携を締結したことを発表した。

駅ビルや駅ナカでは、人手不足等により継続運営が困難なチェーン店舗・小規模店舗の増加が課題となっているという。

駅ビルや駅ナカに個人の料理人が開業することで、地域や沿線の特徴を活かした飲食店展開による駅周辺の活性化を目指し、今回両社は本格的な事業化に向けて業務提携に至ったとのことだ。

アスラボは、多業種・複数店舗業態の経営管理に対応したシェアリングプラットフォーム「ASULABO」と、独自の「シェアレストラン」運営を通して、駅ビル・駅ナカの飲食店での利用者の満足度を高める食空間・食体験を生み出していくとしている。

同社代表取締役の片岡義隆氏は「スタートアップとの協業を積極的に行っているJR東日本スタートアップからのご出資は、アスラボの事業をより早く大きくするものであり、大変うれしく光栄に思っております。テクノロジーの力によって、今までにない飲食業界の運営モデルを構築し、困難な時代に社会に貢献できるスタートアップとして、成長していきたいと考えています。」とコメントしている。