ウォルトディズニーカンパニーは、社会的正義を推進する非営利組織を支援するために500万ドルを誓約したと発表した。
まず、NAACPに200万ドルの寄付を行い、彼らの擁護や教育プログラムを通じて格差や人種差別を解消することによって、社会正義を促進するとのことだ。
同社CEOであるボブ・チャペック氏は、「ジョージ・フロイドの殺人は、米国が米国で長年にわたって被った不正に再び立ち向かうことを余儀なくさせた。我々は、人種や暴力の行為が決して容認されないようにするために、互いに協力し、発言し、あらゆることを行うことが不可欠である」と述べ、今回の誓約について「平等と正義を確保するために不断に取り組んできたNAACPのような非営利団体の取り組みを引き続き支援するものだ」としている。
また、同社は、今回の誓約について、社会正義を前進させる組織を支援するというディズニーの継続的なコミットメントの一環であると位置づけている。
ディズニーは、長年にわたり、すべての個人が人種に基づく差別なく平等な権利を持つ社会を確保することを使命とするNAACPをはじめとする色のコミュニティを擁護し、それに力を与えるグループと緊密に協力してきた。
そのほかにも、未成年のグループの学生を対象に、ユナイテッド・ネグロ・カレッジ・ファンドへの250万ドルをはじめとする、高等教育の夢を実現するための助成金を何百万ドルも提供しているという。
同社は、今後も創造的な資源とプラットフォームを活用して、人種と不平等の問題に取り組むとのことだ。
さらに、Disney Employee Matching Giftsプログラムを通じて、従業員は適格な組織に寄付することで、コミュニティでの影響力を高めることができるとしている。