アドレスは6月10日より、ホテル・旅館などと連携し、宿泊施設を「会員専有個室」とする定額制プラン(月単位)での提供を始めることを発表した。

利用に先立ち、ADDress会員や新規入会者の応募を受け付けるとしている。

最安値は月額60,000円(ADDress小樽専用個室「UCHI Living Stay Otaru Suitengu」)から提供されるという。

地域や個室の占有面積など、諸条件に応じて料金プランは異なり、どの専用個室へ入居の際も、同社が管理する全国50物件の利用権付で、ホテル生活を主な住まいとしつつ、都合に合わせて他地域への滞在もできるとのことだ。

また、航空券の定額制サービスの実証実験に共同で取り組んできたANAホールディングスとは、第1弾(2-3月)、第2弾(4-6月)に続き、7月から第3弾の展開を決定。

ADDressと宿泊施設との連携拡大に合わせて路線も拡充し、利用条件は搭乗日22日前までの申請としている。

ADDress会員は、3か月契約で月額3万円の追加料金を支払うことで、ANA国内線の指定便を片道月4回分まで利用できるという。

2か月契約の場合は月額3万5千円、1か月契約の場合は月額4万円と、計3つの料金プランを提供。

ADDressは既に全国のホテル・旅館など連携宿泊施設のオープン準備を進めており、最新の連携宿泊施設を日々専用サイトで更新するとしている。