ニューヨーク市のデブラシオ市長は、現地時間の1日午後11時から2日午前5時に発令した夜間外出禁止令を延長すると発表した。

米国で、白人警察官による黒人暴行死事件に抗議するデモが続いていることを受け、同市は、外出禁止令を発令。警察を市中に配備し、治安強化にあたっていた。

しかし、一部の暴徒による略奪などの行為が収まらなかったことにより、外出禁止令を7日まで延長すると発表したという。なお、開始時間も早め、午後8時から翌午前5時までが対象となる。

同市は、6月8日にも一部の経済活動を再開する見通しであるとしており、デブラシオ市長は「人種差別をめぐる困難な状況を克服し、8日に経済活動を再開できるよう引き続く努力していく」とコメントしている。