LINEが、オンライン上で好きなアーティストやアイドルと1対1で直接話すことができるチケット制ライブ「LINE Face2Face powered by LINE LIVE(以下、LINE Face2Face)」を8月より提供すると発表した。
現在、新型コロナウイルスの流行により、コンサートやライブなどの大型イベントをはじめ、握手会、ファンミーティングなど、アーティストと出会える様々なイベントの中止・延期が決定している。
それに伴い、オンライン開催に切り替えるイベントも多く、「LINE LIVE」でも大型ファッションショーやアーティストライブなど、様々なイベントのオンライン化をサポートしているという。
しかし、握手会や撮影会など実際に会うことが必要とされるイベントの実施は難しく、コミュニケーションできる機会が減ってしまったと嘆くファンも多いという。また、外出自粛の中長期によってエンターテイメント業界における収益面での課題なども浮上しており、オンラインで収益化ができる新たなビジネスモデルの構築が早急に求められているとのことだ。
今回、同社が発表したLINE Face2Faceは、LINE LIVEの機能を活用し、握手会やトークイベントのプレミア感をそのままオンライン上で体験することができる、1対1モデルのライブ配信となっている。
ライブ配信だからこそ楽しめることも多く、フェイスフィルターを付けた一緒に遊んだり、応援アイテムを送ったりすることも可能で、リアルで開催されてきた握手会や撮影会、トークライブと同様の“距離感”を持ちながら、それ以上の“ワクワク感”を体感することができるという。
さらに、楽曲ダウンロード・CD購入者や特定のイベント参加者だけが1対1で会話を楽しめるような、プレミアムなキャンペーンやイベントも開催可能であるとのことだ。
同社は、今後、多くのユーザーが同サービスを使えるよう、オープン化によるLINE Face2Faceの開放を予定。
具体的には、販売機能や本人認証、配信者の背景画像の設定、コミュニケーションスタンプの導入、LIVEコマースとの連動など、より充実したコミュニケーションを体験できるよう、機能拡充を実施していくとしている。