米Amazonは、同社およびホールフーズマーケットのフルタイム、パートタイムの常勤従業員をサポートする新しい特典を追加し、夏季に10日間の補助付きの子供または大人のケアを提供すると発表した。
新型コロナウイルス感染症拡大により、学校やサマーキャンプが閉鎖され、育児や介護の選択肢が失われたことで、家庭と仕事の両立が難しくなっていることがわかっているという。
同社は、社員からの声に耳を傾け、質の高い保育を手頃な価格で受けられるようにすることが最優先事項であるということを受け、新たな家族介護給付を提供するとのことだ。
なお、同給付は、米国のCare.comを通じて、65万人の正社員、パートタイムのAmazonおよびWhole Foods Marketの従業員に提供されるという。
期限は10月2日までの間であるとしており、各従業員に補助金付きの児童または成人ケアを最長10日間提供するとしている。
Amazonがサービス費用の90%以上を賄い、自己負担の金額も、施設内保育では1日25ドル、在宅児童や介護では1時間5ドルのみとのことだ。これにより、同社は新しい便益を提供するために今後数ヶ月間で数百万ドルを投資することになるという。