楽天は6月1日、運営するゴルフ場予約サイト「楽天GORA」の事業において、ドローンの撮影画像を活用してゴルフコース管理を効率化するサービスを、国内の全ゴルフ場を対象に秋より提供開始すると発表した。

サービス導入により、従来はコース管理者によって目検で行われていた芝の育成状況などを、PC画面上で複数コースの状況を簡単に把握し、コース管理に生かすことができるという。

具体的には、事前にプログラムしたルートに沿ってドローンを自動航行させ、撮影されたコース画像を専用ソフトで分析できるようになる。これにより、芝の活性度や表面温度を把握できることに加え、芝の生育差や日照を妨げる木々の繁殖、ゴルフカートによるダメージ箇所など詳細な状況が分かるため、ゴルフコース管理の省力化を実現できるとのことだ。

また、薬剤や肥料、水の散布状況を把握し、それらを与える場所・量・頻度等を適正にできるため、コースの維持コストを最適化することもできるという。