クックパッドは6月1日、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、商品を事前に購入して商品到着日まで体験を楽しめる「先払い型ライブコマース」を開始すると発表した。
先払い型ライブコマースは、クックパッドマートで生鮮食品を事前購入したユーザーに、商品到着までの間、生産者や食材にまつわるストーリーやさまざまな体験を提供していく新しい買い物体験だ。
例えば、来年収穫予定の米を田んぼの区画ごと販売し、事前購入したユーザーに向けて田植えや収穫に参加する権利、ライブ配信などにより生長過程の確認や生産者とのやりとりを楽しめる機会など、食材にまつわるさまざまな体験を商品到着日でに提供していく。
また、クックパッドならではの試みとして、ユーザーが購入した食材のおいしい食べ方・レシピ投稿を推進し、他の利用者や生産者へ伝えることにより、料理の楽しさを広げる取り組みをしていくとのことだ。
この取り組みにより、消費者にとっては、商品が到着するまでのさまざまな体験を通して、食材や生産者について知ることができる。生産者にとっては、事前購入してもらうことことで売れ残りを気にせず、生産に集中できるようになり、廃棄を減らすことにもつながるという。
今後も、さまざまな生産者による先払いライブコマースを実施していくとともに、実施を希望する生産者の募集も開始するとしている。
なお、今回第一弾として、横浜中央卸売市場のまぐろ問屋「八清」と連携して「まぐろ解体ショー&販売会」を実施するとのことだ。